地味美少女の過去と秘密
「リリカならいけるよ!」
「紗莉那って子よりリリカのが旭くんとお似合いでしょ!」
…嫌だ…。
旭が他の女の子のとこ行くなんて絶対いやだ。
私の目からはまた涙がこぼれはじめた。
「じゃあ、話終わったし、戻ろうよ。」
「そうだね。」
私が泣きだしたときにあの子たちは帰り始めた。
…よかった…。
「…あ~、リリカよるところあるからさき行ってて?」
「わかった~。」
そう言ってリリカって子以外の女子は戻っていった。