地味美少女の過去と秘密
旭は私を思いっきり睨んで殺気もだした。
「……なによ……旭はなにも知らないじゃん!」
「…なにも…知らない?」
「いいよ、その子と一生いればいいじゃん!
…旭なんて…旭なんて…しらない!!大っ嫌い!!」
そう言って私は走りだした。
リリカって子がどんな子なのか。
私が体育倉庫に閉められたとか。
…なにも知らないじゃん!!
私はとりあえず、あまり人が通らない廊下の横の音楽室に入った。