地味美少女の過去と秘密






旭は私を思いっきり睨んで殺気もだした。



「……なによ……旭はなにも知らないじゃん!」



「…なにも…知らない?」



「いいよ、その子と一生いればいいじゃん!
…旭なんて…旭なんて…しらない!!大っ嫌い!!」



そう言って私は走りだした。



リリカって子がどんな子なのか。



私が体育倉庫に閉められたとか。



…なにも知らないじゃん!!



私はとりあえず、あまり人が通らない廊下の横の音楽室に入った。






< 251 / 302 >

この作品をシェア

pagetop