地味美少女の過去と秘密




「あんたら…本当最低!!
どうしてそこまでして人を傷つけんだよ!」



「そんなのきまってるだろ!!…お前を俺のものにするためだよ。」



毅壱が怒鳴っていった。



…わけわかんない。



それでも…それでも、旭を傷つけたことは許さないっ!!



「ま、もうすぐ龍毅の奴らは、潰されっけどな。」



そう言って毅壱は鼻で笑った。



「…どういうことよ?」



「俺の親、ヤクザだから、邪魔ものは消すように頼んだんだよ。
…あと10分くらいで約束の時間だから、もう消えるんじゃね?」



…ヤクザ…消える……?



「ちょ、毅壱、それだけはやめなって言ったじゃん!」



そういっったのは私じゃなくてリリカだった。



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