地味美少女の過去と秘密




すると毅壱は私の前に座ってこう言った。



「『女になる』だあ?……『ならせてください』だろうが。」



「っ~~~!」



どこまでもうざい奴。



でも…そうするしか…私にはない。



「…女に…ならせてくだ――…」



――ガラガラッ!!



「紗李那っ!!!」



ドアを見るとそこには…旭や…龍毅、華龍のみんながいた。



「あ…さひ……みんな…っ!!」



「紗李那…助けにきた。」



旭は私のそばに近寄ってきた。



< 288 / 302 >

この作品をシェア

pagetop