地味美少女の過去と秘密
「紗李那…大丈夫か!?」
「旭っ……っ!!」
旭は私のそばにくると抱きしめてくれた。
もう何日も…会ってないような気がした。
それほど旭が愛おしかったんだ。
「お…お前ら…なんでココにいんだよ!!」
そう言って翔平は少し後ろにさがった。
「…あぁ?…お前か、あの雑魚いヤクザを、俺らんとこに送り込んだのは。
俺らを舐めんじゃねぇぞ?」
雑魚って。
…旭からしたら雑魚なのかもしれないけど。
すると次に私のそばに来たのは悠と紫苑だった。