地味美少女の過去と秘密

再びの恐怖





「ただいま~…」



「あら、お帰り…って、紗莉那ちゃん、リボンはっ!?」



ママが私の胸元をみて目を丸くした。



「…もしかして…紗莉那ちゃん…っ!!」



「…違うから、大丈夫。」



ママがそんなに驚いたのはきっと私がヤられたんだと思ったからだろう。
ママは結構な心配性。



「そう…でもどうしたの?」



「それがね、龍毅の総長に取られた。」



「はああ??…龍毅か…ふざけんなよ…!!」



…ママ…怖いから……。
ママはいきなりヤンキーに戻ったりしちゃうから怒るとマジでやばい。



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