地味美少女の過去と秘密
「んなわけねぇだろ、ふざけんな。
お前さあ、俺の女なんだし、少しは褒めたりできねぇのかよ。」
「“俺の女”と“褒める”は関係なくない?」
「…はーー…そんなこと言うのかよ。
お前こそ性格悪いんじゃねぇの?」
…そんくらい知ってますよ。
少なくとも旭よりは性格ましなんじゃない?
「…もう、本当、むかつく!
わたし、帰るからっ!!」
「はあ?お前待てよ。」
「知らない、まじうぜぇ、じゃあね!」
私は鞄を持って龍毅部屋からでた。
…私、短気だなあ。
あー、苛々してたら、タバコ吸いたくなった!
私はタバコを求めてコンビニに向かった。