地味美少女の過去と秘密
…はあ、今日は何の授業だろう。
面倒臭いけど、家のためにちゃんと勉強しないと…。
私は引き出しから教科書を取り出す。
――ラバラバラー……
「…!?きゃっ…!!」
…な、なにこれ…。
引き出しの中から大量の虫がでてきた。
「地味子の声ひさびさ聞いた~っ」
「きゃっ!!っだって~、きっも。」
…私の大嫌いなもの…それは虫。
……頭きた。
――ガンッ!!!
「!?」
私は思いっきり机を蹴った。
周りは少し驚いていた。