心の窓を開けて ―貴方の瞳にあたしは映ってますか?―



気がつくと
あたしの目からは
涙が溢れていた。


こんな優しい人が
居るんだ…。


「先生、具合
悪くなったんで
保健室行ってきます」


あたしは
こんな弱い自分を

泣いている自分を

見られたくなくて
教室を抜けた。



なぜか涙が
止まらなかった。





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