【短】おさなじシリーズ★1
入ってきたのは羽柴クンで
現在、空いている席は一つしかないワケで・・・
教室内を見まわした羽柴クンはそれを確認し、ズカズカと近づいてきた。
慌てて視線を落としたけれど、気になってそうっと見上げる
と、事もあろうかばちっと視線が合ってしまった。
ドキンと胸が跳ねる。
「ったく・・・しょーもねぇガッコ入んなよな。」
・・・・へ?
舌打ちとともに呟かれたセリフに、固まる。
・・・今の、私に言ったの?
・・・聞き間違い?
・・・どう言う意味?