【短】おさなじシリーズ★1
羽柴クンと砂原クンも大抵、自分の席でお昼ご飯。
だけど、近いからまるで一緒にいるみたい。
沙良ちゃんも含めて、三人とも目立つ美形だから、その中に私がいる事がホント不思議。
不思議っていうか・・・・
一人ダケ地味で居た堪れないデスケド。
はぁ・・・それよりお金どうしよう・・・。
沙良ちゃんの話を聞きながら、そんな事を思っていると砂原クンの声が耳に入ってきた。
「オマエっていつも昼パンだよな。」
どうやら羽柴クンに話しかけたみたいだけど・・・
その後、何故か私にひょいっと顔を向けて言った。
「コイツ、これで料理とか出来んだよ。」
「へ・・・へぇ。」