【短】おさなじシリーズ★1
小学校までの顔みしりも多い中、オレは式が終わるなり夢雨を探して近づいた。
う・・・ヤベッ
すっげープレッシャー・・・。
ココは顔みしり的に挨拶すべきか!?
それとも素知らぬ顔で、初対面を装っておくべきか!?
クソッ、
ウジウジすんのオレのキャラじゃねぇー、キモっ!!
ってわけで、特攻!!
「おい、む・・・じゃねぇ、里な――――
「てめぇイイ度胸してんじゃねーかよ。」
ぬぁ!?
オレがせっかく夢雨に声をかけようとしたのを遮って、不良っぽいのが絡んできた。