【短】おさなじシリーズ★1

fourth stage

★fourth stage★








むしゃくしゃしながら遅れて教室に戻る。


夢雨と目が合って、思わずヤツ当たり。




「しょーもねぇガッコ入んなよな・・・。」




オマエなら優等生一杯の礼儀正しいガッコも行けただろーがよ。


それをよりによってココ、とか。





ココって、地元の持ちあがりみたいな学校でレベルもそこそこだからか、何気に不良多いんだよな。


オレ的には楽だけど、夢雨が食われそうでスンゲー心配。









きょとんとした夢雨に助け舟を出すように横から亜生が割り込んできた。







「お勤め御苦労さん。」




コイツ~・・・





さっき、オレが絡まれてっとき、オンナと肩組んでヘラヘラ見てやがって・・・。




まぁ、

あんな弱い奴等に亜生の助けなんざいらねぇからイイケド。
< 66 / 107 >

この作品をシェア

pagetop