【短】おさなじシリーズ★1

壇上に立った代表君の目が場内を滑り――――止まった。








・・・・え?







視線が絡んだ瞬間、私は射すくめれたみたいに動けなかった。








怖い・・・・?



・・・ううん、怖いとは違う。










強くて、

眩しい、





真っすぐな眼差し。







胸の奥がむず痒いようなそんなカンジ。








だけどそれも一瞬で、視線は直ぐに反らされた。





今・・・目が合ったのは偶然?

それとも私の勘違い?
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