【短】おさなじシリーズ★1






「それについては、マジで謝る!悪かった!!」



「・・・へ?」




昔別れ際に放ったオレの言葉。



コイツオレのたわごと信じてずっと自分がブスと思い込んでたのか。



それほど傷つけたんだよな・・・



オレ、ホントサイテイだ。






「あん時は、傍にいらんなくなるっていうヤツ当たりと。俺が離れた途端にオマエに男デキんじゃねーかって不安で・・・つい、な?オマエが恋愛しねぇよーに業と傷つけた。」





オレは夢雨の顔を覗いて、その目をちゃんと見て、言った。






「マジでオマエがブスだとか思ったコトねーよ?つか、いっそカワイイし。」





オレのタイプとかじゃなくて、一般的にもカワイイ部類だぞ。


コイツホント、自分のコト分かってねーよな。


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