【短】おさなじシリーズ★1

歳が近いから昔公園にいて、オレが夢雨を泣かせるとやり返された。


カワイイ顔してるくせに、喧嘩はハンパねーの。




「にゃるほどー、新人ルーキーってオマエだったのかぁ~。お前等んトコの粋がってんのがヤラレタってンで待ってたのにちっとも俺ンガッコ挨拶にこねーし、こっちから挨拶しにいこーか、なんて思ってたんだぜー?」




「はー。勘弁!アイツ等うるさかったからブッ倒したけど、別にオレ、天下取りゴッコなんてするつもりねーし!」


「わぁった。そーいうことにしとくー。」



この界隈でも鬼校と呼ばれてるよーなヤンキー高校で上位にいるっつーんだからコイツ、やっぱハンパねーや。





それはともかく。



兄さん等にゃ恙無く受け入れられたみてぇだけど・・・







「この状況、お父上とお母上に見られた日にゃ絶対アウトだよな・・・」
< 95 / 107 >

この作品をシェア

pagetop