エロスからタナトスへ
17 満ちる
久しぶりに、彼が早く帰って来た。
「詩雨子さん。今日は、食事に行こう。今まで、あまり行けなかったから。」
そういえば、外で食事することなど、滅多になかった。
「一緒に出掛けて、大丈夫なの?」
「平気さ。」
「誰かに見られたら?」
「んー、笑ってごまかす。」
「何で、そんな言葉知ってるのよ。」
「なんでも知ってるよ。早く行こっ!」
「すぐ支度するね。」
ジョンフンと外出できるのは、久しぶりでウキウキした。
「詩雨子さん。今日は、食事に行こう。今まで、あまり行けなかったから。」
そういえば、外で食事することなど、滅多になかった。
「一緒に出掛けて、大丈夫なの?」
「平気さ。」
「誰かに見られたら?」
「んー、笑ってごまかす。」
「何で、そんな言葉知ってるのよ。」
「なんでも知ってるよ。早く行こっ!」
「すぐ支度するね。」
ジョンフンと外出できるのは、久しぶりでウキウキした。