エロスからタナトスへ
20 詩雨子
「詩雨子さん。ただいま。
ソンミンさん、今度日本に行くそうだよ。
だから、君も一緒に···
詩雨子さん?いないの?
どこ?なんだ、お風呂か。
ん?このメモ···
『ジョンフン···私ここにいる。ジョンフンのところに···』
「 詩雨子さん!」
バスルームの扉を開けた。
湯気が立ちこめる中、シャワーの音だけが、聞こえる。
「そんな、どうして!詩雨子さん。僕は、君がいないと、
君でないと。
ああ、救急車呼ばなくちゃ。
どうしよう。」
ソンミンさん、今度日本に行くそうだよ。
だから、君も一緒に···
詩雨子さん?いないの?
どこ?なんだ、お風呂か。
ん?このメモ···
『ジョンフン···私ここにいる。ジョンフンのところに···』
「 詩雨子さん!」
バスルームの扉を開けた。
湯気が立ちこめる中、シャワーの音だけが、聞こえる。
「そんな、どうして!詩雨子さん。僕は、君がいないと、
君でないと。
ああ、救急車呼ばなくちゃ。
どうしよう。」