エロスからタナトスへ
詩雨子は、眠っていた。

目を覚ましたら、ジョンフンがいた。

「ジョ ン フン···」

「大丈夫?」

「うん。ジョンフン···いてくれたの?」

「ああ。」

「ずっと?」

「そう。」

「これからも?」

「あたりまえじゃないか。

 君のことは、初めから真剣だった。

 だからもう、いろいろ心配しなくていいんだ。

 僕を信じて。」

「うん。ごめんなさい···」

「わかった?!だったら、もう少し休んで。」

「うん。」



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