エロスからタナトスへ
だんだん、意識があやふやになってきて、

いいところで、

男は、果てた。

「ふぅー。」

深いため息をついた。

私は、よかったような、それほどでもなかったような、

中途半端な気持ちのまま、

体だけは、疲労していた。

このまま眠りたいとも思ったが、

そうもいかない。

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