だいっキライッ‼~この想い、気づくまで~

条件は……。
そう、あたしたちは、付き合うことになった…って、おかしいだろ!オイ!

だってあたしあいつのこと知らないし、しかもまだ会って一ヶ月も経ってないんだよ?
おかしいよ……。

そんなことを考えていると、前の方から、声がした。
あぁ……多分あいつだ。

「ねーぇ、羽海ちゃん♪」

やっぱり。

「何?」

「俺も、お前のこと、もうブス子なんて呼ばないから、その代わり俺のことも名前で読んでね♪…あ、俺、『海』だから。ケッコンしたら同姓同名だね♪」

「はいはい。」

適当に返事していたら、あいつ…海…の顔が目の前にあった。
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