だいっキライッ‼~この想い、気づくまで~

やっぱカレカノといえば…
一緒に帰るっていうのが定番だよな。
…という事で、俺は一緒に帰らないかと羽海を誘ってみた。

羽海は渋々オーケーしてくれた。

好都合にも羽海とは駅が一緒だったから良かった。

そういえば俺羽海の事あまり知んないな。
羽海には彼氏できた事あんのかな。

「なぁ…。」

「何?」

「お前、前彼氏とかいた?」

羽海は少し切なそうな顔をした。

「………わかんない。」

「わかんないって何だよ。」

「わかんないのはわかんないの!!!」

羽海が突然怒鳴った。
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