だいっキライッ‼~この想い、気づくまで~

あたしが返事をした瞬間、海は『…おう。』といって突然、ほっぺにキスをしてきた。

といっても突然すぎて、海の唇があたしのほっぺにくっついてるのに気付くのには、三秒、いや四、五秒かかったけどね。

あたしは驚きのあまり、悲鳴をあげて海を突き飛ばしていた。

海は少しよろけたけど、すぐに体制を整えた。
さすが男の子だなー。っておもった。
あたしだったら、絶対こけるな。

……って、そんなこと考えてる場合じゃない‼
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