彼女の看病。【短編】

ミックスジュースをみさの口に入れる。


「んッ…ん!? う…んッ」


くそッみさのこの顔に笑いをおさえるのに精一杯だ
みさの今の顔はなんともいえない
みるからにイヤそーななんかそんな感じ


「んッ!! んッ!!」

どんどんと叩くので唇を離す。


「…はぁ…はぁ…なんじゃこりゃ!!」
みさが叫ぶ。ま・そりゃそーだろ。


「怒るなってみさ。俺もまずかったんだから」
「まずすぎでしょ。なんですかあの味?」
「ミックスジュースとコーヒー」
「なんでそんなんまぜたんですかッ!?…うぇ」


そう。俺はみさのミックスジュースと俺が買ったコーヒーを口の中でまぜた。
それをみさに口移ししてのませたのさ。
どんな味がいまいちわからない人は混ぜて飲んでみ。
俺はまずかった…。

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