【続】ラブ・ビーム





三浦の看病のおかげで1日で熱は下がり、

学校にはもう休まずに行ける。



だけど、行きづらかった。





さくらにどんな顔して会えばいいのかわからない。



『宮井は普通にしてろ』


三浦の言葉を思い出し、教室のドアを開けた。






そこにいたのは…



「海里、今日早くね〜?」




赤のTシャツが丸見えで

学ランをいつものように着崩し、

みんなに囲まれている三浦。





「ガチで早く起きてさ?人生初♪」




ニコニコと何事もなかったように笑っていた。











< 2 / 27 >

この作品をシェア

pagetop