にごった雨
2009年 8月1日
「おい栄太ーあちぃよお前んち行くんじゃないのか?」
『黙ってろ』
「なんで今日に限って不機嫌なんだよ!」
『俺も、暑いんだよ』
「・・・。」
『図書館行こうぜ あそこなら涼しいだろ』
「おっそうだな」
じりじりと熱気を放つコンクリートの上を足をゆっくり図書館へ向かわせる
35.0度 以上は軽くいってる
「うぇーもぅダメだ俺、倒れる・・。」
そんな言葉を無視し、1人汗を拭わずたらしながら歩いている
コンクリートは温度を上げている
「ちぇっ歩くか」