にごった雨

ここんとこ最近、栄太の様子がおかしいなんか楽しんでいるように見える

『照、』

「ん?何?」

『お前小さいころからのダチだから』

「うん・・。」

『俺はウイルスをつくる』

「・・・」

照はあ然だったいいまで栄太が言い切ったことはなかったのに。
そんなに本気なのかと 心臓がバクバクする キリキリと動く心臓がうっとおしい

「自分の親父の研究所で作るのか?」

『ああ・・』

「なんでだ」

『人殺し ウイルスなんて作らねえぞ』

「ホントかよ」

『そうだよここみてみろよ』

もって見ていた分厚い本をめくる

『1923年、・・・所で発見されたハウェンウイルス通称KAB 人の体内の病原菌を殺すすごい役目をもっている絶対、体内にある癌の元は殺す。だか病原菌を殺したあとはハウェンウイルスの消滅する』

「KAB・・なんか聞いたような聞いてないようななんでそんなものを」

『研究者の設備の失敗によって消滅した架空のウイルスとなった』

「なるほど」

『俺はこのウイルスを作ってみたいんだ。』

「そうだな俺タチあと1年もしたら大学卒業だもんな」

『ああ』
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