恋に焦がれて迷走中
「実家帰るのみさっち?」


シフト表に記入している私に響君が話しかける。



「え、うん。」


佐々木君から言われてから妙に意識してしまって、


「そっか-、兄貴寂しがるぞ~。」


「響君も?」


「え、俺?もちろん寂しいよ~みさっち~帰らないで。」


「きゃっ」////// ハグされて真赤になるあたし


からかわれているだけだな。


佐々木君勘違いだよ。



「離せ。」


佐々木君があたしをベリっと響君から引き剥がす。


< 110 / 200 >

この作品をシェア

pagetop