恋に焦がれて迷走中
俺は帰った脚で岬の家に向かう


待てど暮らせど、岬は帰ってこない


待ちくたびれて家の前で行き倒れた。


身体を揺らして呼びかける声

(あにき!)


「う~ん、ひびき?」

続いて聞こえる恋しいアイツの声


「長谷川先輩、どっか具合悪いんですか?」


「ん、、岬~ 飯食わして~。」

ダシ巻き卵食いたい。





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