恋に焦がれて迷走中
 岬~帰郷の朝~


「先輩心配かけたみたいで、、、そのどうかしてて、


 あたしなんか昨日凄いこと言ってましたよね?」


「何か言ってたかぁ?」


「意地悪です、お願いだから忘れちゃってくださいね?」


「昨日は倒れただけだろ?何も言ってない。違った?」


先輩はシレっとした顔で横から見つめる。


あたしは長谷川を直視できない。


「はい。」/////

そういいながらも紅潮する自分の顔を上げる事が出来ない。


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