恋に焦がれて迷走中
特に、実家に戻ることを決めてから


今月に入り更にその状態に拍車を掛けた。、


眠ることすらできなくなっていた。


ベッドに入っても意識が残ってしまい、


朝が来るまでの長い時間を、


ひたすら時間が過ぎるのを待っている日々が続いていたのだ。


そして、ついに昨日、


今日帰るというプレッシャ-から倒れてしまったのだろう。


長谷川のぬくもりを感じながら、重なる心臓の鼓動が


あたしを一人じゃないという安心感を満たしてくれていた。






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