恋に焦がれて迷走中
「さすが、強いですね先輩。ブランク何か気にならないですね。」


「は、未だお前らには負けないさ。」


「凄いですね、長谷川先輩。テニス強いんですね。」


「まあ、インハイは全国出てたからこのくらいはな。」


「すご~い!!!」



あんま大したことないんだが、はは、ま、気分いいかな。



って、コイツ確か岬の友達の、



「おい、お前岬の友達だったなぁ?」


「あ、はい立花日和です。」


「お前、あいつの実家どこか知ってるか?」


「いいえ、群馬という以外は。


 あの、先輩、岬と付き合ってるんですか?」


「さあなぁ、付き合ってると言えばそうかもな。


 なんでそんなこと聞くんだ?」


「好きです!付き合って下さい。」


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