恋に焦がれて迷走中
「ふ~ん、俺のどこが好きなわけ?」


「え、カッコいいし、大人な感じで憧れてます。」


「まあ、そうだろうな、俺に惚れない女は岬くらいだからな。」


「悪いが、簡単に落ちる女に興味ない。

 
 それから、見た目だけで人を好きになる奴は信用できない。」


「岬のどこがいいんですか?あの子は彼がいるんですよ。


 それなのに先輩の気を引いたりして卑怯です。」


「君は、あいつの友達じゃないのか?」


「友達ですよ、先輩の事は譲れません。


 あたしと付き合って下さい。岬より好きにならせて見せます。」


「ふん、なら、一回だけデ-トしてやるそこで好きにさせてみろ?


 自信あるか?」


「はい。あります。」
< 152 / 200 >

この作品をシェア

pagetop