恋に焦がれて迷走中
「あ、岬~!こっちこっち。」

「油井ちゃん?わ-わかんなかったよ。化粧濃い。」

「もう、岬は相変わらずかわらないね~。あ、結婚した?」

「いや、婚約してる。あ、でももうすぐ籍入れる予定。」

「そうなんだ、あたしてっきり悠斗君と結婚すると思ってたけど。」

「あはは、あたしもあの頃は思ってたよ。」

「岬~元気~。。」


懐かしい顔。でもみんな、人波越して、

ちょっとだけ大人になって、

それぞれが、この4年間を過ごしてきた証なんだた思った。


「岬。」


「悠斗。元気?」

笑顔の悠斗が立っていた。

さらさらした髪は短くなって社会人の顔になっていた。
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