恋に焦がれて迷走中

「サ-クルの先輩でた.ま.た.まここで会っちゃっただけですよね?」


「そう、たまたま、ここでナンパされて困ってた岬を助けただけだよね~」


「そうですか、泊る所はさっきスマフォで予約したんです。」


「岬んち広いんだから泊めてあげたらいいじゃん。折角知り合ったんだし。」


「や、それは申し訳ないし?」


「彼女こっち慣れてないしもしいいなら泊めてあげてほしいんだけど。」


「悠斗、それがあなたの希望なの?」


悠斗が私の目をまっすぐ見てくれない。そう、そうなんだね。


「分かった。ならどうぞそのかわりソファ-でいいですか?

 ベッドにはあたしと悠斗が寝るので!!」


こんな言い方したくなかったけど。悠斗の言葉が胸に刺さっていた。


悠斗はあたしと二人になるのを避けてる。


それをあたしに伝えようとしてきた。


それならどうしてここまで会いに来たの?









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