恋に焦がれて迷走中
目が覚めると、

たぶんホテルのロビー

「--っうん誰?」

目の前に心配そうな顔がのぞいていた。

フッと笑って

「大丈夫?水飲む?」

ペットボトルを差し出されて。

「あ~。悠斗ありがと、、」

目の前の人のが、

「えっ、、、俺空也だけど。」

く?え!!!

がばっと起き上がると

コンパの会場のホテルのロビーだった。


「え?あ、あたし、何?」


「アルコ-ルぜんぜんだめなんだな。」


私はどうやら長谷川って人の膝ですやすや眠っていたらしい。


「ぎゃあ!!!!!すみませんすみませんすみませんっ。」


「おまえおもしろすぎ。」

ケタケタ笑う空也の声に


不覚にもキュンとしてしまった。


< 8 / 200 >

この作品をシェア

pagetop