恋に焦がれて迷走中
佐々木君はサ-クルでも同期だったけど。


ほとんど口をきいたことがない。


サ-クル自体顔を出していない幽霊なあたしだ


長谷川以外とはほとんど面識がないに等しい。


でもいわゆるイケメンで、彼目当ての女性客も多い


響君はいわゆるチャラ男で


しょっちゅう彼女が違う。


でも、とってもいい子で


いつもフォロ-をしてくれる。


色々失敗もあったが、


3日もすればほとんどの仕事はできるようになった。


厨房の中までできるようになり、


マスタ-がびっくりするほだ。


「器用貧乏なんです。」

いつもいうあたしのセリフ。


時間がつぶせて、お金がもらえて、褒められて。


なんて有意義で魅力的な

時間の過ごし方だろう。





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