純血交愛



「今日は兄貴迎えにこやんの?」


『あ、うん。お兄ちゃんはバイトなんだ。』


「バイト?意外やな~笑顔とか出来るん??」


『笑顔?出来るよ~!お兄ちゃんだって人間なんだから!それに…』


あのバイトは…



「それに?」


『お兄ちゃんカフェでバイトしてるんだけど…バリスタ?だからあんまりお客様と関わらないんだ。』


「へぇ~、やっぱりイケメンはいいなぁ。似合うんやろな?」


『んー、わかんないけど。お兄ちゃんはモテるね…』




前に一回バイト先に行ったけど…お兄ちゃん目当てのお客さんがたくさんいた。


私はその雰囲気が嫌ですぐに出て行った。





< 46 / 150 >

この作品をシェア

pagetop