純血交愛
買い物も終わって…今は私の家がある駅。瑛斗君の駅はもっと前だったのに家まで送るって言ってくれた。
本当に優しいなぁ。
「荷物大量やなぁ~俺明日忘れんように気をつけるわ!」
そう言った瑛斗君の両手には大荷物。
『私、持って帰るよ!』
「ええって!女の子は荷物多いねんから。」
『そんな…』
「ええから、明日楽しも?」
『うん!本当にありがとう。瑛斗君と一緒にクラス委員出来てよかったってすっごく思うんだ!本当に!』
「急にどうしたん?!」
『いや、ずっとお礼言いたくて…瑛斗君が手を挙げてくれて嬉しかったんだ。それに今日だってすっごく楽しかったし!』
「そんな褒めたってなんも出やんで?」
『そんなのいらないよ?ただお礼言いたかっただけだから!』
「…………」