純血交愛



「堀井…聞いてるか?」


『えっ??!』


私、すごくボーっとしてた。


「クラス委員は堀井な。おめでとぉー。」


嘘…でしょ?

私がクラス委員?!


『でき』

「大丈夫!やって要君の妹さんやもんね?」


ません、と言う言葉は飲み込んだ。

要君の妹。


うん、お兄ちゃんみたいに私だって…


『が、頑張ります!』


「男子は?」

「俺やりますっ!」


そう言って手を挙げた男の子は…綺麗な茶髪にふわふわの猫っ毛。


誰??






< 6 / 150 >

この作品をシェア

pagetop