純血交愛



『本当…お兄ちゃんよりお兄ちゃんみたいだよ!!信君!』


「兄貴おんの?」


『うん!しかも双子だよ?』


「俺もな妹おるねん。」


『へぇ~。』


「しかも双子!」


『えっ?!』



凄い…


「すごいな…俺ら!出会うんも運命やったんちゃうか?!」


『本当に…誕生日と血液型も一緒だったりして!』



本当に冗談半分だった…



「誕生日は11月24日で血液型はOやで。」



『うそ…』



「まさか同じ?」


『血液型は違う…私Aだから…でも誕生日一緒だよ。』

「すご!運命やな!ははは」



信君は笑ってたけど、なぜかひっかかった。そこまで一緒ってあり得るの?



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