my love history ~私の愛歴史~
タイトル未編集
「あ、あ、あっっっったぁ~~~~!!!」
「203」という数字の書かれた受験票を持って
叫んでいる私は「篠崎 桜」といいまして、
たった今「泉山高校」の生徒になりました☆
「あたしも合かーーーーくっ☆^^もうめっちゃ最高だね!!
また、あたし達一緒に学校に行けるしっ!」
「麗も受かったのーー??もぅ夢みたいだよぉ」
そう言って私と抱き合っている彼女は「神田 麗」といい、
私の中学からの親友。
私より背が高くてストレートすぎる黒髪は、
時毛が明るめの中途半端なブラウンで
広がりやすい私にとっては大の憧れだ。
性格も顔もスタイルも頭も良くて、
男女共に好かれている、まさに私の憧れ中の憧れ☆
「桜!今日からあたし達、高校生だって!!
これからも引き続きこんなあたしをよろしくお願いします!」
麗はそう言ってわざとらしく深々と頭を下げた。
あたしも続いて頭を下げる。
同時に顔が上がったせいかバッチリ目が合いお互い笑みがこぼれる。
「・・・わたし、本当に高校生になったんだよね??」
ふと声に出してしまっていた。
でもホント、なんか信じられなくて。
少し前の記憶を辿れば中学校での思い出がさまざまと浮かんでくる。
「きっとみんなも今頃自分たちの高校で・・・」
この学校のシンボルである大きな時計台の周りに満開に咲く、
桜の花に視線をやりながら隣で麗がそうつぶやいた。
新しい友達と、そして麗と。
毎日楽しい高校生活が送れればいいな。
あたしはいまそう思った。
「203」という数字の書かれた受験票を持って
叫んでいる私は「篠崎 桜」といいまして、
たった今「泉山高校」の生徒になりました☆
「あたしも合かーーーーくっ☆^^もうめっちゃ最高だね!!
また、あたし達一緒に学校に行けるしっ!」
「麗も受かったのーー??もぅ夢みたいだよぉ」
そう言って私と抱き合っている彼女は「神田 麗」といい、
私の中学からの親友。
私より背が高くてストレートすぎる黒髪は、
時毛が明るめの中途半端なブラウンで
広がりやすい私にとっては大の憧れだ。
性格も顔もスタイルも頭も良くて、
男女共に好かれている、まさに私の憧れ中の憧れ☆
「桜!今日からあたし達、高校生だって!!
これからも引き続きこんなあたしをよろしくお願いします!」
麗はそう言ってわざとらしく深々と頭を下げた。
あたしも続いて頭を下げる。
同時に顔が上がったせいかバッチリ目が合いお互い笑みがこぼれる。
「・・・わたし、本当に高校生になったんだよね??」
ふと声に出してしまっていた。
でもホント、なんか信じられなくて。
少し前の記憶を辿れば中学校での思い出がさまざまと浮かんでくる。
「きっとみんなも今頃自分たちの高校で・・・」
この学校のシンボルである大きな時計台の周りに満開に咲く、
桜の花に視線をやりながら隣で麗がそうつぶやいた。
新しい友達と、そして麗と。
毎日楽しい高校生活が送れればいいな。
あたしはいまそう思った。