again

真実

ある日、ネット上で蓮に会った。

ずっと聞きたかったこと。
ずっと知りたかったことを聞いた。

部活のことゃ友達のこと。
恋愛の話にもなった。


「どっちから告ったんですか?」

「あっち(七菜)やで。」


七菜さんから言ったのか。
蓮は七菜さんのこと、本気で好きなのかなぁ?


そんなことを考えながら
蓮と恋愛トークをしていると
蓮から
驚くメッセージが来た。



「七菜と別れたい。
嫌だ…。」



あたしは、どうしたらいいか分からなくなった。

蓮は七菜さんが嫌いだったんだ。
でも、別れられずにいた。
そして、あたしゎ蓮が好きだった。

七菜さんが嫌いなら
あたしと付き合ってょ…


そう言いたいけれど
あたしには蓮を惹き付けるほどの
自信も魅力もなかった。



それからは、蓮と
七菜さんの短所を言い合ったりした。



そんな風に恋愛トークが進むなか、
話題ゎ「彼氏」、「彼女」の話になった。


「彼氏欲しい~(;>_<;)」

と言うと、蓮は

「俺も~(;>_<;)
早く別れたい…・・・(;´Д`)」


と言った。

こんな会話が ずぅーっと続いた。


そして…


流れ的な感じで

「付き合う?(笑)」

ってなったんだ。
冗談なのか本気なのかすら分からない。


あたしゎ 冗談風に返すのが精一杯だった。

正々堂々言う自信がなかった。


流れでも…
付き合うことに変わりは ない。


今まで、ずぅーっと あたしが夢見てきたことが
今、現実になってるんだ。


信じられないけど、
嬉しかった♪



蓮は七菜さんが嫌いという真実が…。






あとは…




七菜さんだ。


< 6 / 7 >

この作品をシェア

pagetop