猫系男子と犬系女子
教室のドアの前に立った。

大きく深呼吸して…と…。




(っしゃあ!行くぜぇぇ!!)




と1人でガッツポーズしてドアを開けた。




ガラッ




「長谷川くーーん!!起きてよぉーー!!」

「ねぇねぇー!?」

「お話しよー!?」




入って聴こえてきたさっきみたいな黄色い声。

男子以外全員一つの席に寄ってってる。

あたしは1人でストンと席に付いた。


だるいから、ケータイでもいじるか。


そう思って、1人でがちゃがちゃしていると、




「なぁ!」




隣の席の男子が声をかけてきた。






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