猫系男子と犬系女子
ザワッ




「おわっ!」




1人で騒ぐあたしを嘲笑うかのように、突然風邪が吹いた。


捲れるスカートを騒がしく押さえつける。




「この制服、可愛いんだけどスカートが短いんだよなぁ…

ま、誰もいないから大丈夫であろう!!」




と、気を取り直してルンルン歩き出したら、

ふと、声が聞こえた。




「…………水玉とは、お子様だね。」




低く響くテノール声。

振り向くとそこには………




「………俺的には、ボーダーとかがいいな。」




変態発言をする、王子様のような人がいました。

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