ソルト
生徒会室


コンコンッ


「はいって」

『しっ…失礼します…?』


あ…あれ?


昨日の人だ

腕には生徒会長の腕章


『せっ生徒会長!?』


「うん、生徒会長の五十嵐恭弥」

先輩だったんだぁ


『あっあの、なにかわたし悪いことしました…か?』



「君、昨日携帯忘れてったでしょ?」


やっぱり!


『はいっ!預かってくださったんですか?!ありがとうございます!』



ほわぁー!いい人だぁー!



「はい」


『すいません!ありがとうございま…ふっ!?』



次の瞬間わたしの唇になにか温かい、柔らかいモノがあたった


『!!?』


わたしはなにが起こったのかわからなかった


必死に抵抗するが所詮男の人には勝てない



『っ…!ぷはっ!』


やっと離れてくれた


頭が真っ白だ

「息止めてたなんて、初々しいね」




わたし…





キスされた!!?





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