赤い手紙【完】
赤い手紙が来てからなぜか
簡単に手に汗をかくようになった。
心臓が弱くなった気分・・・・。
-5分後
「峻ー、
もう普通に炭酸にしちゃったよ?
これ飲める?」
「ああ、大丈夫。
ありがと」
「・・・・・なんかさ、
峻今日元気なくない?
具合わるい?」
優奈は座りながら
俺に問いかけた。
その瞬間なぜか心臓が
飛び出したように
鼓動が早くなった。
「い・・いや、
全然大丈夫だよ!」
「それならいいけど・・・
なんか悩みとかあるんじゃないの?」
ドクドクドクドク
優奈の質問は、
赤い手紙のことを
問いかけているように聞こえた。