野球部エースと脱力系女子の恋


 「お前、怖くねぇの?」

 
後ろを振り返ると原くんが立っていた。


 「原くん!?もしかして、ストーカー?」


 「バカ。時間遅いし、女の子1人で歩いてたら危ねぇだろ」


 あ。そういうことか
 でも心配ないよ!!!
 私よく夜1人でフラフラ出歩くし!!!


 「送ってく」


 え。???


悪魔の口から出たやさしい言葉に
目が点になる。


 「よろしくお願いします!!!」


 どうしたの原くん!?
 すごくやさしいよ? 
 何?このギャップ!?




< 21 / 55 >

この作品をシェア

pagetop