let's go ワイルドパラダイス
はれ?
クンクン。
「はにゃあ…いい匂い~」
わたしを抱きとめてくれたのは…
「鷹森先生…レオくんと同じ匂いがします」
「そうかぁ?」
すりすりと先生の腕にすり寄るわたし。
「…柔らかい」
「え?ひゃあ!!」
「鷹森先生やぁーん」
ぎゅっと抱き締める先生。
甘い香りと微かなタバコの匂い。
大人の危険な香りです!
ちょっぴりクラクラなわたし。
「わっ…ぷっ…」
が、突然引っ張られ、誰かの胸にダイブした。
「クソ兄貴!モモに触んな!ったく油断も隙もねぇ」
「…レオくん?」
「モモ、大丈夫か?」
見上げたレオくんの顔。
やっぱり素敵です…。