let's go ワイルドパラダイス
「何が今日のところはだよったく…モモあいつにあんま近寄んなよ…っても保健医だしなぁ」
「レオくんはお兄さんがキライですか?」
「キライ」
悲しい顔したわたしに囁いた。
「モモを俺から奪うやつはみんなキライだ…」
「れ、レオ…くん//」
わたしどうしたらいいのかな…?
「なーんてな?んなこと言ってたらモモ困らせちまうもんな…」
『わりぃ』と謝ると、いたずらっ子のような笑顔をわたしに向けた。
「行こうぜ」
「はい!」
レオくんは"パッ"と、わたしの手をとり歩き出した。